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zoom RSS 飢餓陣営 最新43号のご案内

<<   作成日時 : 2015/12/07 06:17   >>

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好評発売中!
○「飢餓陣営43号」編集・佐藤幹夫
   A5判/260頁  定価1200円+税(予約購読者据え置き) 発行・飢餓陣営発行所

 *コンテンツ+【編集後記】

  【巻頭エッセイ】私たちの生きている時代
   香月真理子■被害者と加害者につきまとう「居場所のなさ」
           ―高槻中一遺体遺棄事件から
   赤田圭亮■生活記録ノートはなぜ届かなかったのか
   内海新祐■安易な救いを語れない――『居所不明児童』を読みながら
   村瀬学■「一八歳選挙権」問題について
   夏木智■東日本大震災個人的体験記(7)
       三橋貴明『「原発ゼロ」の真実』を読みながら
   ・沖縄取材日記(1)沖縄の戦跡と辺野古を訪ねる
            2015年11月1日〜11月4日
 
  木村和史■家を作る(8)――父と暮らす

  【特集1】戦後思想を読み継ぐ(第1回)――村上一郎
   佐伯修■「村上一郎日記」を読む――
       『試行』同人解散の頃を中心に
   桶谷秀昭氏を囲んで■回想 村上一郎との30年
    [出席者]桶谷秀昭(ゲスト)、佐伯修、山本ひろ子、小川哲生、
           佐藤幹夫、神山睦美(司会)
   神山睦美■アイロニーとしての村上一郎
   編集部編■村上一郎作品の独断的ご案内

  【特集2】沖縄/奄美 戦争と戦後

   <1>【聞き書きシリーズ】島成郎と沖縄(第3回)
    北村毅氏を訪ねて■沖縄に映る日本、島成郎という生き方
    山城紀子氏を訪ねて■「こころ病んだ人」を書くこと、
               島成郎が教えてくれたこと
    保健師・新里厚子さん、嘉手苅綾子さん、照屋恵子さんを訪ねて
     ■島成郎の沖縄での精神医療
    島田正博氏と高橋年男氏を家族会(沖福連)に訪ねる
     ■島成郎が沖縄に遺したもの
    ・沖縄取材日記(2)島成郎/久米島/沖縄精神医療 
       2015年11月5日〜9日
   
  <2>島尾敏雄と島尾ミホ
    水島英己■珊瑚礁を抱きしめていたい―島尾敏雄と琉球弧・沖縄
    阿久津斎木■作家・島尾ミホ
    佐藤幹夫■戦争と家族と夢の中での日常
  
  【特集3】臨床と哲学をつなぐパート2 人間の科学とエヴィデンス
   西研■人間科学のエヴィデンスはどこにあるか
   山竹伸二■こころの臨床における質的研究とエヴィデンス
   小林隆児■精神療法でエヴィデンスをいかにつかむか
   [討議]西研+山竹伸二+小林隆児+佐川眞太郎(司会)
       ■人間の科学とエヴィデンス
  
  【連載】 
    宗近真一郎■柄谷行人論6――無限性と有限性との闘いにおいては、
         自然もリスクも支援されてはならない
   浦上真二■吉本隆明とオッペンハイマー著『国家論』 
  
  【討議】経済学的研究会報告(第一回)エコノミーってなんだ?!
   吉本隆明「エコノミー論」「消費論」から二五年
    ■参加者(発言順) 添田馨、瀬尾育生、近藤洋太、築山登美夫、
     佐々木陽介、宗近真一郎
  
  【書評】
   横木徳久■神山睦美は詩人である 
         神山睦美『サクリファイス』(響文社)
   築山登美夫■死と自由の逆説
         井崎正敏『吉田松陰』(言視舎)
  
  【編集後記】言論の自由と個人情報    
  [デザイン] 表紙 菊地信義 扉 廣田茂


[編集後記]

●報道の自由がかなり怪しくなっている、と多くのマスメディアは気が付いている。しかし、相変わらず「政治的中立性」をめぐって「自粛」を当然とする空気は衰えることがない。書店で、憲法や民主主義を巡る書籍のフェステバルを行うと、とたんに批判が飛んでくる。政治的中立性を欠く、と。すると、すぐに内容が変更される。なんでだ? おかしくないか、と私は思う。

●しかしまた私は、取材日記を書きちらかし、聞き書きを掲載させてもらっている身である。だからこそ個人の情報管理に関してはナーバスになる。こんな小さなメディアに「自粛要求」の批判が来るとは考えにくいが、隙を作らないためにも、どこまでなら出してよい情報で、どこからはしまいこむ情報か、かなり神経を使って判断している。特定秘密保護法が通って、もう誰も怪しまなくなったこんな時だからこそ、個々人の情報管理の感度は逆に問われる。それは危機管理の謂いでもある。

●情報管理、言い換えれば公開を前提とせずになされた私的な交信、雑談の類、これもまた、ときに要注意の扱いに属する情報となるということだ。今回、当方の私信メールが近藤洋太氏によって無断で公開されているが、これまで私は、雑誌編集・発行に関する一切の私的な交信の類を公開しないで来た。当たり前である。掲載に至る経緯を、お礼と共に書くことはあっても、失敗に終わった依頼交渉は一切出すことはしない。こんな依頼をしたら、こんなふうに断りを入れてきたなどと、あとがきあたりでうっかり書こうものなら、飢餓陣営と佐藤に対する信頼はあっという間に瓦解するだろう。いくら依頼を重ねても、だれも原稿を寄せてくれなくなるだろう。信義にもとる行為だからだ。逆も真。くり返すけれども、雑誌発行や企画にかんする私的なやり取りの無断公開は、決定的に信頼関係を損なう。近藤氏にはお伝えしておきたい。

●と、書きつつ、訂正を一つ。前号の森山公夫氏の発言中、訂正があります。島成郎さんの「葬儀委員長をやったのです」という発言は記憶違いであった、ということでした。お詫びして訂正いたします。

●さて今号の「私たちの生きている時代」の企画、この問題で今なにか発言できなければ、思想とか文学などやっている意味がないと厳選したテーマを、各執筆者の方々に投げかけてみました。ご覧のとおり、怜悧なこたえが返ってきました。嬉しい限りです。

●また、経済学の連続討議も始まりました。添田さんがいうように(言わなくてもいいんだけど)、私も声をかけていただいたのですが、時間的に厳しい。さすがにご辞退申し上げた次第です。今後の論議を期待します。

●当方も沖縄と戦争、七〇年代の精神医療問題と一気に始まっています。取材に応じてくださった皆様には、こころより感謝です。

●また、戦後思想は好きな領域なので、ついつい手が伸びてしまいます。桶谷秀昭さん、佐伯修さんにはご無理を願いました。深くお礼を。

●もうひとつ。『飢餓陣営せれくしょん3』に『絶歌』問題について書き下ろしを、『法然思想』という佐々木正さんが主宰する思想誌に、「新幹線焼身自殺問題」についての原稿を寄せています。「この問題にまともに反応できないようななまくら≠カゃ、いくらなんでもまずいだろう」と気合だけは入れて書きました。ぜひご一読を。

●次号は夏に。六月末をめどに原稿をお寄せください。(幹)

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