新刊『ルポ 闘う情状弁護へ――「知的・発達障害と更生支援」、その新しい潮流』(論創社)について



                       
「お願いしたいのは、わたしたちを公正に裁いて欲しいということです。どうかわたしたちを、あなたたち自身が裁いて欲しいと思うやり方で裁いて下さい。」
 ――女性の黒人革命家アフェニー・シェーカーが陪審員に向けた最終弁論のことば  アンジェラデービス編著、袖井林二郎監訳『もし奴らに朝が来たら』(青木英五郎 『日本の刑事裁判――冤罪を生む構造――』(岩波新書)より転用)


〔キーワード〕
「障害」と犯罪、新しい情状弁護、司法と福祉の協働、治療的司法、更生支援と再犯防止 ひきこもり、発達障害、アスペルガー症候群

〔目次〕

はじめに 「障害と司法」というテーマをどう受け止めてきたか
 
プロローグ  パラダイムの転換と〝新しい潮流〟の背後にあるもの


 第Ⅰ部 ドキュメント 大阪地裁判決はなぜ求刑を上回ったのか


第一章 二〇一二年七月、ある判決、噴出する批判
   ――アスペルガー症候群と裁判員裁判

第二章 加害男性の見ていた世界
    ――なぜこのような惨劇がおこったのか

第三章 男性は何を語ったか
    ――大阪に弁護団を訪ねて

第四章 高裁判決と弁護団のふり返り
    ――刑事弁護と情状弁護

第五章 出所者を福祉につなぐ
    ――「地域生活定着支援センター」の現状と課題


 第Ⅱ部 「障害と刑事弁護」、その始まりと先駆者たち

第六章 「知的障害」をもつ人の刑事弁護はどう始まったか
    ――「悪い障害者」は支援しないのか

第七章  副島洋明という刑事弁護人
     ――「金を払って弁護士を雇え!」

第八章 「自閉症スペクトラム障害」を初めて正面にすえて闘う
     ――2005年、大阪寝屋川の裁判で少年の「障害」はどう裁かれたか

第九章 更生支援、まずは支援者こそ発想の転換を
    ――「ふるさとの会」の生活支援と司法との連携
      

 第Ⅲ部 司法と福祉の協働が新たな「人権侵害」とならないために

第一〇章 福祉の仕事は「再犯防止」か
    ――「更生支援計画書」の誕生、ある社会福祉士の危惧

第一一章  治療的司法と新しい「協働支援」
     ――排除型の裁判から社会包摂へ

第一二章 社会内処遇の新たな試み
     ――更生を支えるものは何か

第一三章 協働的更生支援、これからの課題
     ――支援の理論と方法

エピローグ 新しい更生支援のその先へ

故・副島洋明弁護士へ

ルポ 闘う情状弁護へ - 佐藤幹夫
ルポ 闘う情状弁護へ - 佐藤幹夫

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